六淫・湿邪

温帯低気圧に変わった颱風4号に続いて颱風5号が発生した!
とのことですが、どうやら5号は日本には接近せずに南シナ海から中国大陸へ向かう予報。。。
ヤレヤレ

といっても、「どうも体調がすぐれない」という方が多いこの梅雨時期
さてさてどう過ごしたものやら。


五行色体表の自然界の中に五気という項目があります。
これは天の気を示しています。

五行色体表-五気


「五気は鼻より入り、心肺に蔵し、五臓を養う。五臓は五気を受け、顔色を明潤にし、声音を清朗にする。この五気は四時の気候の変化に対して、五運ともいわれる。≪素問六節蔵象論≫」


通常は正常な気です。
ですが、季節や地域環境などによって受ける影響の度合いが大きくなってしまったり、受け取る素体(人間側)が弱っていたりするとそれは正気(正常な気)から邪気へと変化してしまうのです。

いやですね~この邪気って響き。。。
邪悪 邪道 邪鬼 邪魔 邪念・・・・
邪の意味って①よこしま。正しくない。心がねじまげている。②人間に害を及ぼすもの。

とありますから、邪気とは自然界・人間にとっては宜しくない気ということですね。


さてではこの時期に日本で影響を及ぼす邪気といえば

“湿邪”です。

五行色体表をみると、土のグループに湿があります。
季節では長夏 長夏は夏と秋が交わる季節のことですが、もとは中国。
中医学が発展した揚子江流域では長夏になると湿度が高くなり、湿による病が現れやすいとされたようですが、
日本では梅雨時期や夏も湿度〇0%と発表があるくらいですからかなりの影響を受けています。

もちろん季節だけでなく、湿気の多い地域や職場などでは季節を問わず影響を受けやすいということになります。


土のグループの五臓といえば脾
脾はポンプのように水をさばく働きがありますが、そこへ多湿や過剰な水分、冷たいものの過剰摂取を課してしまえばオーバーワークなり脾の働きを弱めてしまいます。


そうすると・・・・
脾主昇清:必要なエネルギーを持ち上げるという働きをするはずの脾が働けず、体を動かすのが億劫とか朝起き上がれないとかいう症状が現れます。

加えて湿邪は邪気の中でも重さがあり重ダル~い状態を招きます。

さらに加えて湿邪はなんせ邪気ですからマイナスイオン水のような綺麗な水分ではなく、じっとりべたべたとして不快でひつこいのが特徴です。


なんとなく体調がすぐれないさんたちは、この重だるさを感じているのです。
発熱しているのでも風邪(←おっとこれも邪気です、ふうじゃと呼びますがまた今度)でもないけどだるくて眠くてやる気が出ない。
気持ちが走る方はまるでサボっているようなぐーたらぶりに自分が自分に嫌気を感じてしまったり。。。


この時期は季節的にも仕方のないことです。

といってもならぐーたら寝ていようzzz
というわけにもいかないので


水はけのよい身体にしていきましょう。

外からの湿邪は、お風呂は湯船に浸かる
決して熱いお湯に何時間も入る必要はありません、体力消耗している場合などは返って体調が悪くなりますから。
シャワーだけでなく、さくっと湯船に浸かる習慣は忘れずに。


内から湿邪を生み出さない

気温も高くなり、アイスコーヒーやアイスティーを注文することが多くなりがちですが
基本冷たいものは飲まない。目安は体温以下のものは飲みものにしろ食べ物にしろ摂りすぎない。

これだけでも気をつけると随分と違ってくるものです。



水はけのよい食品を摂る場合は

こんぶ・のり・はとむぎ・そば・かんぴょう・きゅうり・セロリ・とうもろこし・黒大豆・そら豆などなど

土のグループ 五味に甘とありますので、甘いものはいいのかしら?
と思ってしまうかもしれませんが・・・
甘いものは弱った脾を元気づけてくれるものですが、チョコやケーキなど砂糖を使ったものや果糖などは食べすぎると湿を生むのでご注意を(^_^.)。。。


まだまだ湿邪との戦いは続くニッポンの夏♪
湿邪に負けずアバンチュールな夏をお過ごしくださいませ~(^_-)-☆
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テーマ: 美容と健康 | ジャンル: 心と身体

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